観葉植物の育て方|人工観葉植物 光触媒観葉植物 造花の「HousePlant(ハウスプラント)」

観葉植物の育て方

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観葉植物を育てるのに必要な基本的知識ですので参考にして下さい。

はじめに

一般によく見る観葉植物のほとんどは、室内で育てやすい種類の物が多いです。しかし、その植物達のほとんどは、本来自然の大地に根をはり生息している物です。それを鉢に入れて室内で育てるのですから、出来る限りに自然に近い環境で育ててあげるのが一番です。

ほとんどの観葉植物に共通して必要な環境

  • お水をあげる (夏は3〜5日毎 冬は5〜7日毎が基本)
  • 光にあてる(直射日光より、レースのカーテンなどで少し遮光する方が良いものが多い)
  • 風通しのよい場所に置く
  • 栄養をあげる (置き肥料若しくは液体肥料)
  • 乾燥しないよう葉に霧吹きで加湿する
  • 受け皿に水を溜めない (根腐れの原因になります)

種類別の育て方

アラレアの場合
置き場所 最低気温10度以上 空気の乾燥した状態が続くと葉が落ちてしまいます。
季節毎の管理 冬〜春 重要な作業として、水やりを控え目にし、植物全体に霧吹き等でマメに加湿を行います。
春〜秋 気温が25度程度になると生育期に入り活発に成長します。 葉を繁らせるため混み合った枝葉は、少し取り除き風通しを良くするといいです。
水やり 冬期 水やりの間隔をあけて10日に一度程度、土を少し乾燥ぎみにして下さい。
夏期 5日に一度程度、土の表面が乾いたら鉢底より水が染み出る程度与えて下さい。
肥料 生育期に置き肥料を定期的に与え、水やりの替わりに3回〜5回に1回程度、液体肥料をあげると元気になります。

ポイント

冬期に傷んだ場合は、生育期に屋外の半日陰に置き管理すると再生し、切った枝を別の鉢に植えると増やすことも可能です。

ヤシ系の場合
置き場所 最低気温10度以上 直射日光は好みません。レースのカーテン等で日差しを少し遮光し風通しが良い場所がよいです。
季節毎の管理 冬〜春 低温と乾燥に注意して下さい。 暖房が切れた夜間の室温に注意して下さい。 定期的に霧吹きで加湿して下さい。
春〜秋 気温が20度程度になると生育期になります。弱ったり樹形が悪くなった植物は、この季節にメンテナンスをする事で回復します。
水やり 冬期 3日毎
夏期 7日毎
肥料 良く生育する植物ですので、春〜秋の生育期に置き肥料を定期的に与えます。液体肥料を併用しても構いません。

ポイント

可能であれば、屋外の直射日光が当たらない明るい日陰に移動させて、定期的に肥料も与えて管理します。 日光不足になると発芽が悪くなったり、葉の色が薄くなったりします。 水を好む植物です。土の表面が乾いたら鉢底より染み出る程度与えて下さい。

カンノンチクの場合
置き場所 最低気温0度以上 耐寒性に強く、0度ぐらいは大丈夫なので、雪や霜のない場所になら置けます。 生育に適した温度は15度以上、室内温度が10度程度でもゆっくりですが生育します。
季節毎の管理 冬〜春 気温が15度以上になれば、屋外(5月〜10月)に移動させ管理を行うと充実した株になります。
春〜秋 エアコン等の温風を避け、乾燥防止の為の霧吹きをして下さい。
水やり 7日〜10日毎
土の表面が乾いたら鉢底より染み出る程度与えて下さい。水はけの良い砂を多く配合した土に植えられていることが多く、乾燥状態が分かりにくいので指先で土にふれて確認すると良いでしょう。
肥料 冬は有機肥料、春〜夏は置き肥料を与えます。室内管理では春〜夏に併用して与えます。
クワズイモの場合
置き場所 最低気温5度以上 レースのカーテン等で日差しを少し遮光し、風通しが良い場所がよいです。明るい窓辺等で管理すると良いでしょう。 気温が3度程度ぐらいまでなら屋外で越冬することもできます。(雪、霜は厳禁)
季節毎の管理 冬〜春 室内で冬越しすると、葉の茎が間伸びや、葉が1〜2枚程度残っている場合が多く見られます。乾燥を嫌うので葉の表裏に霧吹きで加湿します。
春〜秋 外気温が15度以上になると生育期に入ります。クワズイモは5月以降、屋外の日陰へ移動し、残っている葉を付け根から全て切り落とし、肥料を与えて秋頃まで管理すると再生します。
水やり 目安:7日〜10日毎
粘土質の赤土に植えられる場合が多く、土が乾きすぎてヒビ割れすると、ヒビに沿って水が排出されてしまうので、20分ぐらい植木鉢ごとバケツにつけるとよいでしょう。
肥料 春から秋まで2ヶ月に1度、置き肥料を適量与えて下さい。
ドラセナ系の場合
置き場所 最低気温10度以上 レースのカーテン等でやや遮光された高温多湿を好み乾燥を嫌います。時々霧吹きをしましょう。
季節毎の管理 冬〜春 頻繁に霧吹きを行い水やりは控え気味にします。
春〜秋 気温が20度以上になると生育期に入ります。弱ったり、大きく成りすぎた植物は可能であれば、この時期にメンテナンスを施し、日なたに移動させます。日光不足になると葉が間伸びし、垂れ下がった様になります。
水やり 目安:7日〜14日毎
肥料 生長期の6〜9月にかけて定期的に置き肥料を与えて下さい。又、水がわりに液体肥料を2週間に1度与えるのも良いでしょう。
ストレチア系の場合
置き場所 最低気温5度以上 日光を好みますが、レースのカーテン等で少し日差しを遮光し、風通しを良くして下さい。 葉の一枚一枚が大きく横に広がり、葉脈に沿って裂けやすいので注意して下さい。 日光不足になると発芽が悪くなり、葉の茎が間伸びして大きく広がります。
季節毎の管理 冬〜春 水やりは控えめにして、日光不足にならないように注意します。エアコン等の温風を直接当てないようにして乾燥防止の為、葉の表裏に霧吹き行うと良いでしょう。
春〜秋 気温が20度以上になると生育期に入ります。可能な限り光に当て、エアコン等の冷風は当てないで下さい。増えすぎたらたまに切ってあげると良いです。
水やり 目安:7日〜14日毎
粘土質の土に植えてある場合が多くあり、土が乾きすぎてヒビ割れすると、ヒビに沿って水が排出されてしまうので、20分ぐらい植木鉢ごとバケツにつけるとよいでしょう。
肥料 春〜秋に置き肥料を適量与えてください。
ベンジャミンの場合
置き場所 最低気温10度以上 光を好みますので、日当りと風通し共に良い場所に置くようにして下さい。 日光不足になると内部の葉から落ちてしまいますので注意しましょう。
季節毎の管理 冬〜春 日光不足になると葉が落ち、葉茎間の間伸びや葉ツヤの悪化が現れます。乾燥防止の為、霧吹きと光が均等に当たるようにたまに鉢を回して下さい。
春〜秋 気温が20度程度になると生育期に入ります。弱ったベンジャミンは、この季節に十分に手入れを行うようにして下さい。 9月まで外で管理し、その期間2〜3回程度伸びた部分を切ってあげましょう。繁殖は、6月頃が適期です。
水やり 5日〜7日毎
肥料 春・夏・秋3回程度、置き肥料を与えて下さい。
カポックの場合
置き場所 最低気温5度以上 大変育てやすく強い植物です。光と水やりに注意をすれば、冬越しも簡単に出来ます。
季節毎の管理 冬〜春 陽光を好み、冬の室内管理で日光不足を生じると、葉ツヤの悪化、葉の茎の間延び、葉が落ちてしまいます。
春〜秋 5月頃に伸びすぎた部分を切って、屋外で管理すると元気になります。切った枝を別の鉢にさすと簡単に殖やす事が可能です。
水やり 7日毎 鉢底から水が少ししみ出るくらい ある程度乾いてからやるのがコツです。土が湿っている状態で繰り返し必要以上の水やりを行うと根が窒息し、根腐れの原因になります。
肥料 春〜夏にかけて置き肥料を定期的に与えて下さい。又、液体肥料を2週間に1度与えるのも良いです。